
レスプレンが製造中止になったの?と気になっていませんか?
まず知っておきたいのは、レスプレンはもともと処方箋が必要な医療用医薬品だということです。
レスプレンを処方されても、薬局の在庫状況や出荷状況によって、すぐに受け取れないことがあります。
私も夫がひどい咳で病院を受診したとき、レスプレン錠を処方されたのですが、薬局で「出荷調整中」「メーカー変更」と聞いて、「あれ?レスプレンってもう作っていないの?」と気になったのがきっかけでした。
調べてみると、レスプレンそのものが製造中止になったわけではありません。
一部包装品の販売中止や、出荷調整の時期があったことで、処方されたレスプレンを薬局ですぐ受け取れないことがある状況になっていたんです。
ここでは、レスプレン製造中止理由はなぜなのか、現在の出荷状況、薬局に在庫がないときの対処法、市販の咳止めを代わりに使えるのか、メジコンやアスベリンとの違いまでまとめました。
「レスプレンを処方されたのに薬局ですぐ受け取れなかった」という方も、まずは現在の状況を一緒に確認していきましょう。
市販の咳止めを見てみる
レスプレン製造中止の理由はなぜ?真相と現在の供給状況


レスプレン製造中止理由は、レスプレン錠そのものが廃盤になったからではありません。
メーカー承継や一部包装品の販売中止、さらに出荷調整が重なったことで、処方されたレスプレンを薬局ですぐ受け取れないことがありました。
- メーカー承継・一部包装品の販売中止・限定出荷の経緯
- 5mg・20mg・30mgの現在の出荷状況



まずは、レスプレンが現在どうなっているのかを整理していきますね。
本当に廃盤?製造中止と言われる3つの理由(メーカー変更・一部規格終了・限定出荷)
レスプレンが製造中止になったように感じる理由は、大きく分けると「メーカー承継」「一部包装品の販売中止」「限定出荷」の3つです。
もともとレスプレン錠は中外製薬から太陽ファルマへ承継され、2018年に製造販売承認と販売が引き継がれています。
さらに2023年には、レスプレン錠20mgの一部包装品について販売中止のお知らせが出ています。
ただし、ここは少し注意したいところで、販売中止になったのは20mg錠そのものではなく、バラ1000錠という一部の包装単位です。
これは病院や薬局などで扱う医療用医薬品の包装単位についての話で、20mg錠そのものがすべて販売中止になったわけではありません。
PTP500錠は継続されていました。
そのため、薬局で「在庫がない」「入荷がいつになるかわからない」と言われれば、「もしかして製造中止?」と思ってしまうのも無理はありません。
私も夫の薬を受け取りに行ったときに同じような説明を受けたので、最初はかなり気になりましたが、公式情報を追ってみると、レスプレン錠そのものが廃盤になったという話ではなかったんです。
5mg・20mg・30mgの規格別出荷状況と2026年現在の見通し
レスプレン錠5mg・20mg・30mgは、2026年10月現在、いずれも通常出荷が再開されています。
ここは、処方されたレスプレンを薬局ですぐ受け取れるのか気になっている方に、ぜひ知っておいてほしいポイントです。
現在の状況を簡単にまとめると、次のようになります。
- レスプレン錠5mg:2026年2月に通常出荷再開
- レスプレン錠20mg:2026年2月に通常出荷再開
- レスプレン錠30mg:2026年6月に通常出荷再開
5mgと20mgについては、太陽ファルマから2026年2月17日に通常出荷再開の案内が出ています。
30mgについても、2026年6月26日に通常出荷再開のお知らせが出ました。
つまり、「レスプレンは現在も製造中止で、もう手に入らない」という状況ではありません。
ただし、通常出荷に戻っていても、すべての薬局にいつでも在庫があるとは限りません。
薬局ごとの在庫や発注状況は違いますから、処方されたレスプレンをその場ですぐ受け取れないことがあります。
ちなみに20mgについては、一部包装品が販売中止になった経緯があります。
そのため、「レスプレン20mgが終了した」という情報を見かけても、20mg錠そのものがすべてなくなったという意味ではありません。
なぜ処方されたのに薬局で受け取れないことがある?
レスプレンを処方されたのに薬局で受け取れないことがある背景には、レスプレンだけの問題ではなく、咳止め薬全体の供給不足があります。
「処方箋を持って薬局へ行ったのに、在庫がなかった」「別の薬を案内された」という経験をした方もいるのではないでしょうか。
- コロナ・インフルエンザなどの流行による需要増加
- 医薬品メーカーの生産・供給体制の問題
ここでは、コロナやインフルエンザの流行、医薬品メーカーの供給問題など、咳止め薬が不足しやすかった背景を整理します。
コロナ・インフル流行による需要急増と他剤欠品の影響
レスプレンを含む咳止め薬の供給が不安定になった背景には、感染症の流行による需要の変化もあります。
新型コロナウイルスやインフルエンザなどの流行が重なると、咳や痰の症状を訴えて医療機関を受診する人が増えますよね。
すると、普段より多くの鎮咳薬や去痰薬が必要になります。
さらに、ある薬が不足すると、別の薬へ処方が変更されることもあります。
その結果、今まであまり集中していなかった薬に注文が集まり、供給が追いつきにくくなることも。
厚生労働省も、咳止め薬などの生産量がコロナ前と比べて大きく低下していた時期について、メーカーへの増産要請や在庫の融通などの対応を進めています。
つまり、「レスプレンだけが突然なくなった」というより、咳止め薬全体が足りなくなった時期の影響を受けたと考えるほうがわかりやすいでしょう。



薬局で「出荷調整中」と言われたとしても、すぐに「廃盤なんだ」と考えなくて大丈夫ですよ。
製薬会社の不祥事と低薬価による構造的な生産・供給課題
医薬品の供給不足には、メーカー側の生産体制や業界全体の問題も関係しています。
特に近年は、後発医薬品メーカーの製造上の問題などをきっかけに、複数の医薬品で供給が不安定になる状況が続きました。
一度製造が止まったり、出荷量が減ったりすると、別のメーカーや製品に注文が集中し、今度はそちらの医薬品まで品薄になるという連鎖が起こりやすくなります。
厚生労働省が咳止め薬の安定供給に向けてメーカーへ増産を求めたことからも、個別の商品だけではなく、業界全体の供給体制が大きな課題になっていたことがわかります。



「薬なのに、必要なときに受け取れないなんて困る……」と思ってしまいますよね。
私も家族の薬を探す立場になって、医薬品はドラッグストアの商品とは違い、単純に「売れているから増産」というわけにはいかないんだと実感しました。



だからこそ、レスプレンの出荷調整についても、「製造中止」と「一時的な供給調整」は分けて考えることが大切です。
レスプレンを薬局で受け取れないときの対処法
レスプレンを処方されたのに薬局に在庫がない場合は、取り寄せてもらうか、別の薬局を案内してもらうなどの方法があります。
- 薬局に取り寄せできるか確認する
- 在庫のある別の薬局を紹介してもらう
- 在庫がない場合は医師に相談する
まずは処方箋を受け付けた薬局に、レスプレンの取り寄せができるか確認してみましょう。
取り寄せに時間がかかる場合は、在庫のある別の薬局を案内してもらえることもあります。
それでも用意できない場合は、自己判断で市販薬を追加するのではなく、処方した医師に相談することが大切です。
症状や治療内容によっては、別の鎮咳薬や去痰薬へ変更できる場合もあります。



薬局で在庫がないと言われたら、「取り寄せできますか?」と聞いてみると、その後の対応がスムーズですよ。
市販の咳止めはレスプレンの代わりになる?
レスプレン錠は医療用医薬品なので、市販の咳止めと同じものとして扱うことはできません。
ドラッグストアには咳や痰を対象とした鎮咳去痰薬がありますが、成分や作用が違う商品もあります。
そのため、「レスプレンを受け取れないから、似た市販薬を買って代わりに飲む」という判断は避けたほうが安心です。
特に、病院ですでに別の薬を処方されている場合は、自己判断で市販薬を追加しないようにしましょう。



市販薬を使っていいのか迷ったときは、処方された薬の名前を持って薬剤師さんに相談するとスムーズですよ。
「市販薬ならすぐ買えるのに……」と思ってしまいますが、レスプレン錠は医師が症状を確認したうえで使う医療用医薬品です。
市販の咳止めを探す
レスプレンとメジコン・アスベリンの違いは?
咳止め薬は、咳の原因や「痰(たん)が出るかどうか」によって医師が適切に選択します。
見た目の症状だけで「強い薬」を選べばいいというものではありません。
【代表的な処方薬の比較】
| 薬の名前 | 主な有効成分 | 主な作用と特徴 |
| レスプレン | エプラジノン塩酸塩 | 中枢性の鎮咳(咳を抑える)作用 + 痰を出しやすくする作用 |
| メジコン | デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 | 中枢性の鎮咳作用(しっかり咳を鎮める) |
| アスベリン | チペピジンヒベンズ酸塩 | 中枢性の鎮咳作用 + 痰を出しやすくする作用 |
| カルボシステイン | L-カルボシステイン | 去痰薬(咳を止めるのではなく、痰を薄めて出しやすくする) |
※表はいずれも、医師が処方する医療用医薬品の比較です。
ポイント
「レスプレンよりメジコンの方が強い」というような単純な強さの比較はできません。配合されている成分やアプローチの仕方が異なるため、症状に合わせて使い分ける必要があります。
市販品の成分や特徴を見てみる
レスプレンは製造中止ではない理由まとめ
レスプレン製造中止理由は、レスプレン錠そのものが廃盤になったからではありません。
レスプレンはもともと処方箋が必要な医療用医薬品で、メーカー承継や一部包装品の販売中止、出荷調整などが重なったことで、処方された薬を薬局ですぐ受け取れないことがありました。
- レスプレン錠5mg・20mg・30mgは現在も製造販売されています
- 20mgは一部包装品が2023年に販売中止となりましたが、20mg錠そのものがすべて終了したわけではありません
- 20mgの販売中止はバラ1000錠という包装単位についての話で、病院・薬局などで扱う包装単位の変更です
- 5mg・20mgは2026年2月に通常出荷が再開されています
- 30mgも2026年6月に通常出荷が再開されています
- 通常出荷に戻っていても、薬局の在庫状況によってすぐ受け取れないことがあります
- レスプレン錠は医療用医薬品なので、市販薬として購入することはできません
- メジコンやアスベリンなど、医師が症状に合わせて別の鎮咳薬を選ぶことがあります
- カルボシステインは主に痰に対して使われる薬で、レスプレンとは役割が異なります
「薬局で受け取れない=製造中止」とは限らないんですよね。



今回のレスプレンも、実際に公式情報を確認してみると、現在は通常出荷に戻っていることがわかりました。
もし今レスプレンを処方されていて、薬局に在庫がないと言われた場合は、まず薬剤師さんに取り寄せや在庫のある薬局について確認してみてください。
すぐに用意できず別の薬へ変更する必要がある場合も、症状に合った薬を医師に相談しながら選んでいきましょう。
今買える咳止めを見てみる
この形なら、**「レスプレンが以前は市販されていて、今は買えない」という誤認をかなり明確に防げます**。特に検索意図としても、「製造中止?」→「処方されたのに薬局で受け取れない」という読者の疑問へ自然につながる構成になっています。










